水棲カメ大好き、元ショップ店員のせみくじらです。
嬉しいことに最近では水棲カメの人気が高まっています。
泳ぐ姿、甲羅干しののんびり感、愛嬌たっぷりのペットです。
画像出典: つれづれ飼育日記
そんな水棲カメの中でも特段変わった見た目をしているジーベンロックナガクビガメをご存知でしょうか?
ヘビのように長い首を器用に折りたたむ水棲カメです。
笑っているような顔、遊泳性など魅力たっぷりです!
ナガクビガメは10種ほど確認されているのですがその中でも最も流通量の多いジーベンロックナガクビガメの飼い方を紹介します。
ジーベンロックナガクビガメとは
ジーベンロックナガクビガメはヘビクビガメ科オオナガクビガメ属に分類されるカメです。
オーストラリアやパプアニューギニアに分布します。
野生下では湿原や沼地、河川に生息します。
飼育下では甲長約30cmほどになりナガクビガメの中でも大型に分類されます。
最大では甲長40cmとされています。
見ての通り頭は大きく、首が長いです。頭には斑紋などはなくグレーの体色をしています。
飼育に必要な設備
ジーベンロックナガクビガメを飼育する上で最低限必要なものは
- 飼育ケージ(生体サイズに合わせる。最終的には90cm水槽)
- 水中ヒーター
- 足場
- 水温計
- 紫外線ライト(幼体期)
- フィルター
となります。
ケージはプラケースでも水槽でも構いませんが生体のサイズに合ったものにしましょう。
ケージが大きすぎると餌を見つけられないことがありますし小さすぎると甲羅や鼻にキズがついてしまいます。何より生体のストレスになってしまいます。
画像出典: つれづれ飼育日記
ジーベンロックナガクビガメの寿命、販売価格
他のナガクビガメと違い、大体1万円で売られていることが多いです。
フルアダルトだともう少し高くなります。
寿命は10年以上と言われており、長いと30年生きます。
個体差があるので長生きしてもらえるように飼育しましょう。
飼育環境
必要な設備を揃えたらセッティングをしていきましょう。
水深
生体のサイズによって異なります。
幼体期にはカメが首を伸ばして鼻先が出るぐらいの水深にしましょう。
溺死を予防します。
ヤングほどのサイズに育ったらもう少し水かさを増やしても構いません。
もちろん足場は忘れずに用意します。
水質・換水
水棲カメはよく水を汚します。
水質悪化による皮膚病を予防するためにもきれいな状態を保ちましょう。
幼体期は毎日水換えをします。
ヤングからの水換え頻度は2~3日に1回。
糞や食べかすは専用のポンプやスポイトで取り除きましょう。
水量が多いほうが水質悪化を遅らせることができるので大きくなったら水を多めに入れてもいいです。
また、皮膚病予防や水が酸性になるのを遅らせるためにフィルターを設置します。
90センチ水槽の場合、同サイズ用のフィルターを用意しましょう。
水温
水温は25度前後を保ちましょう。
水中ヒーターにサーモスタットを繋ぎ、水温が下がりすぎたり上がりすぎないようにします。
ジーベンロックナガクビガメは寒さに弱いので冬は絶対に加温しましょう。
特に幼体期は気を使いましょう。
甲羅干し
ナガクビガメの甲羅干しについては必要か否かが問われています。
しかし幼体期は皮膚病にかかりやすいのでするに越したことはありません。
週に1度ほどでもいいので甲羅干しをしてあげてください。
強くて硬い甲羅を作るのに必要です。
生体がある程度の大きさ(~10cm)になったら甲羅干しをせずに足場だけ設けてあげてもいいです。
混泳
同種の混泳はあまりオススメできません。
肉食傾向が強く、動いているものをエサとして見てしまう場合があります。
お互いの手足や尻尾を噛んでしまってはせっかくの美しい姿も台無しです。
単独飼育が望ましいです。
大きな水槽を用意出来るのであれば相性次第で混泳可能です。
また、魚や小型のカメは食べられてしまうので混泳NGです。
餌
ジーベンロックナガクビガメは肉食傾向が強いカメです。
そのため与える餌も寄せなければなりません。
ショップで人工飼料を食べていた個体であればカメ用の人工飼料で問題なく飼育できます。
活餌しか食べない個体であれば金魚、メダカ、エビなどを用意しましょう。
幼体期は金魚などを食べることは出来ないのでメダカを与えます。
うまく食べることが出来ていない場合、メダカのヒレを切ったりして捕食しやすくしましょう。
画像出典: つれづれ飼育日記
まとめ
ジーベンロックナガクビガメは他の水棲カメに比べて手間がかかります。
飼育初心者では難しいと感じることもあるかもしれません。
しかしそのぶん大きくかっこよく育ったときの嬉しさはひとしおです!
愛嬌たっぷりで飼育者を癒やしてくれるジーベンロックナガクビガメの飼育を考えてみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。