各地で定期的に開催されている爬虫類イベント。
爬虫類飼育者にとっては一度に様々な生体に出会うことができるお祭りのようなもので、たくさんの飼育者やブリーダーが一堂に会するビッグイベントです。
ただ、爬虫類飼育者ばかりが数千人集まるイベントですので、これから爬虫類を飼いたい方や、初心者の方の中には、
「敷居が高くて入りづらいな・・・」
と感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は、爬虫類イベントが気になるけれど、ちょっと怖くて入りづらい方向けに、イベントの参加方法と、目当ての生体をお迎えする方法をご紹介します。
この記事を読めば、初心者の一人参加も怖くありません!
https://repiew.net/knowledge/event/reptile-events-2020/
イベント前の事前準備
爬虫類イベントは、当日いきなり参加するのももちろんOKです。
お目当ての種がいる場合、事前準備をすることで、当日に迷わず、スムーズに購入することが可能です。
SNSで情報をチェックする
爬虫類イベントの出展者の中には、SNSのアカウントで出品個体の情報を掲載している方もいます。欲しい生体を事前にチェックできるため、一度確認してみると良いでしょう。
多くの場合、出店者の一覧はイベントの公式ホームページに掲載されています。例えば、2019年のジャパンレプタイルズショーはこのページに掲載がありました。
出展者によっては、事前の連絡で取り置きしてくれることもあります。写真をみて一目ぼれした場合は、お願いしてみると良いでしょう。
お迎えする種の飼育情報を下調べしておく
生体をお迎えする場合は、購入前にその種について、飼い方を一通り調べておきましょう。
- どんな環境が必要なのか
- 餌は何か
- どのような世話が必要か
最低でもこの程度の予備知識は抑えておきたいところです。購入時に改めて出展者に飼育情報を確認し、答え合わせをするようにしてください。
イベント当日の流れ
イベント当日も、いくつか抑えておきたいポイントがあります。入場から退場まで順を追って説明して行きます。
入場
爬虫類イベントの多くは入場料が必要です。金額は1,000円〜1,500円で、会場入り口付近でチケットを購入できます。
入場料が少し安くなる前売り券を取り扱っているイベントもありますので、公式ホームページで確認してみましょう。
こちらの記事にも、前売り券を取り扱っているイベントの一覧があるので参考にしてみてください。
また、特典付きの先行入場時刻が設定されているイベントもあります。特典内容は主にくじ引きやビンゴの参加権・グッズのプレゼントなど。特に必要ないようであれば普通入場で良いでしょう。
生体を購入してすぐ帰るも良し、1日かけてじっくり見て回るのも良し。
ご自分にぴったりの楽しみ方を見つけてください。
生体選び
無事に入場できたら、お目当ての生体をじっくり選びましょう。メジャーな種であれば複数のブースで取り扱っていることもあります。いったん全てのブースをざっくりと見てまわり、そのあとじっくり考えると間違いがありませんよ。
衝動買いに注意
爬虫類イベントでは、参加者の財布のヒモは非常に緩くなります。
魅力的な爬虫類たちに囲まれていると、みんな連れて帰りたくなりますが、追加購入しだすと終わりがありません。
購入時に確認しておきたいこと
生体を購入する際は、その生体が今まで育てられた環境を必ず確認するようにしましょう。
- どんな餌を与えていたのか
- どんな環境で管理していたか
- 日々のお世話の方法
新しく迎えた爬虫類は環境の変化に戸惑うものです。
最初のうちは、ブリーダーの飼育していた環境に合わせておくと、生体に大きな負担をかけずに飼育を始められます。
退場
購入後や帰宅のタイミングでも、生体の負担を軽減するため、いくつか注意すべきポイントが存在します。
生体購入後は速やかに帰宅する
イベントは非常に楽しく、帰るのは名残惜しいのですが、イベント期間中の輸送や展示で生体にも疲れが溜まっています。
少しでも早く帰って生体がリラックスできる場所を整えましょう!
帰宅中の熱中症・低体温に注意
真冬や炎天下での開催の場合、会場内と外気温の差や、屋外の極端な気温で生体が体調を崩してしまうことがあります。
イベント参加の際は保温バッグや使い捨てカイロを用意すると良いでしょう。
また、会場から駅まで距離がある場合、無理をせずバスやタクシーの利用も視野に入れましょう。
帰宅後の注意点
無事イベントが終わり、自宅に生体を連れてくることができました。
お迎えしたばかりの生体は非常に疲れており、また環境の変化で神経質になっています。
帰宅後の注意点をいくつかご紹介します。
すぐセッティングする
生体を連れて帰宅後は、休むのはほどほどに、可能な限りすぐにセッティングをします。
生体はイベント準備の段階からプラスチックの容器に入れられているので、一刻も早く家を準備してあげるのが飼い主としての最初の仕事です。
1〜2日は最低限の世話のみ行う
お迎えしてから1〜2日間は、水換えや霧吹きなど最低限の世話のみ行うようにします。
2日目以降に餌を与えてみましょう。飼い主や新しい環境を怖がって、餌に口を付けない場合があります。
ケージ内が安全な場所だとわかれば徐々に食欲も出てくるようになるので、焦らず様子を見てください。
環境に慣れて落ち着くまでは触らない
お迎えしたての子はとにかく可愛いもの。ついつい構いたくなるのですが、そこはグッと我慢しましょう。
生体は、見知らぬ場所にいきなり連れて来られて神経質になっています。無理に触ると危険人物だと認定され、環境に慣れるのが遅れるかもしれません。
ハンドリングはしばらくできなくても問題ありません。無事に餌を食べるようになってから少しずつ慣らしていくようにしましょう。
まとめ
以上、爬虫類イベントの流れと注意点をご紹介しました。
初めてだとちょっと入りづらい爬虫類イベントですが、注意点を抑えておくことで初心者でも十分に楽しむことができます。
一度に数十店が出展するイベントですので、レオパードゲッコーなどのメジャー種であれば迷うほど生体がいます。色々と見て周り、運命の一匹を見つけるのは宝探しのようでとても楽しいですよ。
帰宅時の輸送に配慮が必要ですが、爬虫類イベントは初心者の一匹目のお迎えにもおすすめです。
是非一度足を運んでみてください。