昼行性の爬虫類のほとんどは、日中に体を温めるために日光浴をして過ごします。
室内の飼育環境では充分な温度や紫外線が足らず、消化不良やくる病になる可能性があります。
今回は、ライトが必要な爬虫類たちのために、適切なもの選べるように知識をつけたいと思います。
ライトの種類
- 紫外線ライト
- 自然光
- 保温球
保温球はW数で生体にあった強さのものを選び
紫外線はUVBの強さで選択をします。
ライトの種類がたくさん合って、どれを選べば良いのか分かりづらいですよね。
でも、大丈夫です。
それぞれの光・ライトについて詳しく見ていきましょう。
紫外線ライト
紫外線は爬虫類や両生類に必要な太陽光です。
ランプから生体までの距離によって紫外線の強さが変わるので、ケージ内に高低差をつけることをおすすめします。
紫外線ランプは、長く使用していると照射効果がだんだんと少なくなってきます。
効果を確かなものにするために、1年を目安に交換する必要があります。
紫外線の種類
紫外線には光の波長によって、3つに分けられています。
UVA
波長 315〜400nm
UVAには食欲の増進や脱皮の促進効果があると言われています。
地表に到達する紫外線の99%はUVAです。
UVB
波長 280〜315nm
UVBは爬虫類にとって大切な光で、カルシウム代謝効果があります。
爬虫類ためのライトはこのUVBの強さを見て選ぶことになります。
UVC
波長100〜280nmの短い波長の紫外線。
オゾン層に吸収されて通常は地表に到達しない紫外線です。
強い殺菌作用を利用した殺菌灯というものがあり、調理器具の殺菌に使用されています。
通常の蛍光灯はUVCの透過性が悪いガラスが使われているため危険はないです。
レプタイルUVB100・スパイラルUVB フォレスト
熱帯・亜熱帯に降り注ぐ光を再現した紫外線の強さです。
熱帯・亜熱帯に生息する生体、グリーンイグアナ・ヒルヤモリ・ギリシャリクガメ・ホシガメ・水棲ガメ全般などに使用します。
夜行性のヤモリには使用しないで下さい。
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レプタイルUVB150・スパイラルUVB デザート
砂漠・サバンナの紫外線を再現する紫外線強めのライトです。
フトアゴ・サバンナモニター・カメレオン・ケヅメリクガメなど、砂漠地帯に生息する生体にピッタリなライト
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レプタイルUVBの比較
ランプからの距離とUVBの量の比較を参考までに載せておきます。
| 距離(cm) | UVB100・13W
(μW/cm²) |
UVB100・26W
(μW/cm²) |
UVB150・13W
(μW/cm²) |
UVB150・26W
(μW/cm²) |
| 10 | 105 | 170 | 115 | 195 |
| 20 | 35 | 45 | 50 | 60 |
| 30 | 15 | 20 | 25 | 25 |
| 40 | 7 | 8 | 15 | 10 |
| 50 | 5 | 8 | 8 | 9 |
自然光
自然に近い光を出すライトで、爬虫類たちを鮮やかに映す効果があります。
この光では、爬虫類に必要なUVBを十分に照射しません。
必要な紫外線を補うためには、UVBが出るライトを選びましょう。
ナチュラルライト・スパイラルソフトUVB
ヒョウモントカゲモドキやオウカンミカドヤモリにも使用できるライトです。
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保温球
保温球はケージ内の温度を保温する目的で使用します。
集光型の保温球はバスキングライトとも呼ばれています。バスクとは日本語で日向ぼっこの意味です。
紫外線はカルシウム代謝に必要でしたが、保温球は身体を温めるために必要です。
特に暖かい地域に住んでいる昼行性の爬虫類には必須です。
保温球は大きく3つに種類分けされています。
- 昼用
- 夜用
- 昼夜兼用
注意点としては、故障や火災の原因となるため、水滴や霧吹きの水がランプにかからないように注意して下さい。
昼用バスキングスポットランプ
ワット数や、ランプから生体までの距離で温度が変わるため下記を参考にしてみてください。
サングロー → S
サングロータイトビーム → ST
| 距離(cm) | S 50W | S 100W | ST 50W | ST 100W |
| 10 | 50℃以上 | 50℃以上 | 50℃以上 | 50℃以上 |
| 20 | 33℃ | 34℃ | 32℃ | 39℃ |
| 30 | 29℃ | 30℃ | 28℃ | 33℃ |
| 40 | 27℃ | 28℃ | 27℃ | 30℃ |
| 50 | 25℃ | 26℃ | 26℃ | 27℃ |
サングロー
グリーンイグアナ、サバンナモニター、カメレオンやヒルヤモリに
交換サイクルの目安は4〜6ヶ月です。
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サングロータイトビーム
フトアゴ、リクガメなど、乾燥系の高温を必要とする種類に最適です。
タイトビームは通常のサングローよりも色がオレンジで、より照射範囲が狭くなっています。
交換サイクルの目安は4〜6ヶ月です。
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夜用ムーンライトランプ
月の光を再現した、明るくない夜用の散光型ライトです。暖かい光を放ちます。
フトアゴ・ヒルヤモリ・レオパ・エボシなど、夜温めたい場合につけたいライトです。
交換サイクルの目安は4〜6ヶ月です。
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昼夜兼用ヒートグロー・インフラレッドヒートランプ
集光型のスポットランプです。
フトアゴ・イグアナ・サバンナモニター・リクガメ類に最適です。
生体に見えにくい赤い光を発することが特徴で、爬虫類たちの生活サイクルを妨げない赤外線を使っています。
しかし、赤い光が見えるか見えないかは個体差があるため、夜は暖突やムーンライトランプをつける選択肢も残しておきましょう。
交換サイクルの目安は4〜6ヶ月です。
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ソケット
ライトはそれだけではつかないので、ライトを入れるソケットが必要です。
ソケットは光を効率よく照射するために反射率が高くなっています。
コンパクトナノ(ソケット)
ナチュラルライト・レプタイルUVB専用の照明器具です。
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ライトドーム(ソケット)
サイズの違いで、対応できるW数の大きさが決まっています。
14cmは保温球75W以下、紫外線ライト26W以下
18cmは保温球150W以下、紫外線ライト 26W以下
が対応可能です。
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ライトドームはライトスタンドを使用すると高さ簡単に調節できます。
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クリップスタンド
クリップスタンド式のソケットは、クリップのようにケージの縁などに挟んで使用します。
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まとめ
・紫外線が必要なら、UVBの強さを生体に合わせて決める
・保温球が必要なら、全体を暖めるのか、スポットで温めたいのか決める
・保温球・スポットライトが決まったら、ワット数を生体に合わせて決める
・ライトにはソケットやスタンドが必要
いかかでしたでしょうか。ライトはいくつか種類があり、最初は戸惑うかもしれません。
実際には、温度計を見て、ライトからの距離を変えたり、最適なワット数のライトを選んで行くことになると思います。
その際にこの記事が参考になったら嬉しいです。
新しい生体のお迎えを予定している方には、
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