- 爬虫類って怖くてちょっと苦手
- 噛まれたりしそうで怖い
- ぬるぬるしてそう
爬虫類や両生類が苦手な方は、もしかするとこんなイメージを持っているかもしれません。
確かに、中には噛まれれば怪我をする種や、表情が不気味な種も存在します。しかし、爬虫類・両生類というくくりは非常に幅広いです。怖い種類も存在しますが、同時にカッコいい種、かわいい種も多くいます。
カッコいい爬虫類の紹介記事はこちら
今回は、「爬虫類ちょっと苦手」という方に向けて、かわいい爬虫類・両生類界を5種をご紹介します。
こんな方はぜひチェックしてください。あなたの中の爬虫類像がガラッと変わるかもしれません。
豊かな表情が大人気のヤモリ レオパードゲッコー

ペット爬虫類の代表種であり、爬虫類界のトップアイドルが、このレオパードゲッコー です。
レオパードゲッコーの特徴は愛らしい顔立ちと温厚で優しい性格。比較的飼育もしやすいことから大人気のヤモリの仲間です。繁殖も比較的容易で、CB(飼育下繁殖)個体が多く流通しています。
爬虫類の入手方法と言えば専門店での購入が主です。しかしこのレオパードゲッコーは総合ペットショップやホームセンターでも見かけることがあります。入手のしやすさに加え、品種のバリエーションが非常に豊富で、自分好みの個体を選べるのも魅力の一つです。
レオパードゲッコー は性格が非常に温厚であり、多くの場合飼い主に噛み付くことはありません。短時間であれば触らせてくれる個体も多いです。爬虫類の中でもペット的な接し方ができる種なので、爬虫類初心者が一匹目に飼うこともあります。適切に飼育すれば良い相棒になれる種類です。
レオパードゲッコーについては、以下の記事でも取り上げています。こちらも参考にしてください。
潤んだ瞳とぷりぷり尻尾がかわいいナメハダタマオヤモリ
ナメハダタマオヤモリ pic.twitter.com/EhjWYYMPh8
— くろけんファーム (@kurokenfarm) January 22, 2020
ナメハダタマオヤモリは、オーストラリア出身のヤモリの仲間です。レオパードゲッコー と同じく夜行性かつ地表性のヤモリですが、体型はずいぶん異なります。
こちらはほっそりした手足に肉感的な尻尾、くりくりとした瞳が特徴的。全体的なバランスに対して頭が大きく、ちょっぴり不恰好なところもかわいいと人気です。
国内では、他にもタマオヤモリの仲間が流通しています。代表的なのはギョロっとした目とゴツゴツしたフォルムが特徴の「オニタマオヤモリ」です。
つるっとした質感のナメハダと比べて、こちらはどちらかというと「小さな恐竜」のような印象を受けます。近親種でも全く見た目の異なる外観をしていて非常に面白いです。
むっちりボディと短い手足が魅力のオオバクチヤモリ
photo by Pavel Kirillov
オオバクチヤモリは、センザンコウヤモリとも呼ばれる樹上性ヤモリの仲間です。太長い胴体に短い手足がちょこんと付いており、非常にかわいらしい体型をしています。
バクチヤモリの仲間は、外敵に襲われると体の鱗をズルッと脱いで逃げる習性を持っています。この様子から、ギャンブル(博打)で負けて身ぐるみ剥がされる様子を連想したため「バクチヤモリ」という名前がつきました。鱗は非常に脱げやすくなっているため、あまりハンドリングに向いている種ではありません。
オオバクチヤモリの故郷はマダガスカルの森林です。ファンの多い種ですが、入荷が少なく、繁殖個体の安定流通もしていません。お店で見かけることができれば幸運です。
ぽてっとした体型がかわいいセイブシシバナヘビ
photo by Peter Paplanus
ヘビ=「細くて長くてニョロニョロしてる」というイメージをお持ちの方は、セイブシシバナヘビを見ると驚くかもしれません。
ヘビとしては太短いぽってり体型に、鼻がひしゃげたような顔。ちょっぴり間抜けでチャーミングな出で立ちで大人気のペットスネークです。
主な分布はアメリカやカナダ、北米など。主に小型のカエルを餌にしていますが、飼育下ではほとんどの場合冷凍マウスを与えることができます。
ペットスネークの中でも比較的小柄で、大きいものでも全長は60cm程度です。性格は温厚なため、多くの個体は積極的に飼い主を攻撃したりはしません。
- 顔が怖い
- 噛む
- 大きい
- 長い
など、ヘビに対する印象を180度覆す種です。
なお、セイブシシバナヘビは狩りに使うための弱い毒を持っています。人間が噛まれた場合でも重篤化するケースは稀ですが、給餌やハンドリングの際は十分に注意してください。
レオパードゲッコーと同じく、飼育下繁殖が進んでおり、いくつかの品種が作出されています。ヘビを取り扱っているショップであれば入荷していることも多いです。
動く大福?ぷっくりボディがかわいいアメフクラガエル
photo by Bernard DUPONT
珍しい地中性のカエル、アメフクラガエルです。おまんじゅうのような体型に「への字」の口がチャームポイントです。
アフリカ大陸に分布している種で、主な生息地はナミビアやモザンビークなど。普段は土の中で生活しており、雨が降ると地上に出て餌を探します。
飼育下での生活はほぼニート。ケージに土を詰めて飼育するのですが、普段は土の中で暮らしているため姿を見ること自体が少ないです。給餌や掃除のタイミングで土の外に出て、終わればまた戻る。そんな暮らしを送るユニークなカエルです。
カエルというと
というイメージを持つ方は少なくないと思います。しかし、アメフクラガエルを見るとイメージが変わるかもしれません。
なお、ほぼ土を飼育することになる上、湿度の保持に直感的なセンスが必要になります。非常に愛らしい種ではありますが、初心者の安易な飼育はおすすめできません。
アメフクラガエルの飼育は以下の記事で詳しく説明しています。参考にしてください。
爬虫類は怖い?それは誤解かもしれません
爬虫類や両生類には、どうしても「気持ち悪い・怖い」というイメージが付きまといがち。しかし、爬虫類というくくりは非常に大きなもの。その中には様々な種が存在します。
爬虫類がどうしても怖いのであれば、無理をして好きになる必要はないでしょう。しかし、「なんとなくイヤかも」という程度であれば、爬虫類の魅力を知らないだけかもしれません。
今回の記事を読んで、少しでも彼らに親しみを感じていただけると幸いです。今回ご紹介した種はほんの一部。他にもかわいい、格好いい種は多く存在します。ぜひ調べてみてください。
当サイトでは、他にも爬虫類・両生類の飼育にまつわるコンテンツや、様々な知識を掲載しています。興味を持っていただけた方は、ぜひそちらにも遊びに行ってください。