コーンスネークは、ペットスネークの中でも特に人気の種の一つです。温厚な性格と愛らしい顔立ち、多様なカラーバリエーションと多くの魅力を備えています。
コーンスネークに惹かれ「最初の一匹はコーンで」と決めている初心者の方も多いのではないでしょうか。
そんなコーンスネークを選ぶ上で、メリットでもあり悩ましい点でもあるのが「モルフ(品種)」の多さです。人気が高く繁殖も比較的容易なことから、レオパに比肩するほどの品種の多さを誇ります。
今回は「モルフが多くてどれがどれかわからない」とお悩みの初心者の方に向けて、コーンスネークの購入予算と代表的なモルフを紹介します。
- コーンスネークを飼うのにお金はどのくらいかかるのか
- 有名な五つのモルフの名前と特徴
- 特におすすめの三つのモルフ
こういった情報を解説していきます。参考にしてください。
記事中に登場する生体価格はあくまで目安となります。生き物の値段は生体のグレードや流通状況、流行に大きく左右されますので参考程度に考えてください。
Eye catch photo by muffinn
コーンスネークの値段は7,000円から
比較的低価格で流通量の多いモルフ(品種)であれば、7,000円台から販売されています。
とはいえ、この「7,000円」という価格はコーンスネークの最低価格です。好みのモルフを選びたい場合は、最低でも予算2万円程度は見込んでおく必要があるでしょう。
また、生体の他に飼育道具の購入にも費用がかかります。どの程度の出費になるかは後ほど紹介しますので参考にしてください。
コーンスネークの代表的な5つのモルフ(品種)
photo by TheReptilarium
ここからは、コーンスネークの代表的な5つのモルフを紹介していきます。
- ノーマル
- アルビノ
- アネリ
- ハイポ
- モトレー
飼育に向けて情報収拾を進めている方であれば、聞いたことのある名前も多いのではないでしょうか。それぞれ特徴を紹介していきます。
ノーマル
https://twitter.com/reptiles_022/status/1242092141251190786
コーンスネークの原種カラーに当たるのがこのノーマルと呼ばれるモルフです。以前は流通量が多く良く見られたのですが、最近はあまり見かけなくなりました。
爬虫類でノーマルというとやや地味な色合いのものが多いですが、コーンスネークの原種は赤色。色合いに惹かれあえてノーマルを選ぶという方も多いです。
鱗のメタリックな質感に赤やオレンジが映える美しい体色のモルフです。
アルビノ
photo by Katie Fricker
ノーマルから黒色色素が消えたモルフがアルビノです。全体的に色が薄くなり、ブロッチ(背中の斑点模様)の黒い縁取りも抜けます。
目はアルビノ特有の赤色をしています。淡い色合いと神秘的な赤目が美しいモルフです。
アネリスティック(アネリ)
https://twitter.com/hysmoncafe/status/1206533346680922112
ノーマルから赤色色素が抜けたモルフをアネリスティック(アネリ)といいます。コーンスネークの柄はそのままに、地の色がグレー、ブロッチが黒くなります。
後述のゴーストに類似したパターンですが、比較すると模様がくっきりしているという点が異なります。個体差はありますが、金属のようなカラーリングが非常にクールなモルフです。
ハイポメラニスティック(ハイポ)
https://twitter.com/chuchuchulos/status/634758374186483712
ノーマルから黒色が減衰したモルフがハイポメラニスティック(ハイポ)です。アルビノとは違い、黒色色素が完全に欠損しているわけではないので、目は黒色です。
ノーマルと比較するとブロッチの縁取りの黒が薄いため、全体に赤色が目立つモルフです。
モトレー
ジュンコはコーンスネークのレッド系モトレーなんじゃないかと思い始めたけどコーンスネークは毒へびではない pic.twitter.com/vD2WTMJGnt
— 荒地の魔女 相沢(しらたま島) (@j_aizawa) April 6, 2017
モトレーは、色ではなく柄のモルフの一つです。背中にはブロッチがあり、胴体の側面にストライプ模様が入ります。
体色のモルフと組み合わさり「アネリモトレー」や「ハイポモトレー」などと呼ばれることもあります。
おすすめ3つのモルフ
この章では、先ほど紹介した代表種の他に、筆者が個人的に美しいと思う3種のおすすめモルフを紹介します。
- ブラッドレッド
- ゴースト
- ブリザード
以上の順に見ていきましょう。
ブラッドレッド
コーンスネーク ブラッドレッド
常に脱走を企んでるw pic.twitter.com/d8YFURQBmm— AKI (@akitolovely) November 11, 2019
ノーマルの赤みが強くなったモルフがブラッドレッドです。幼蛇の頃は体にブロッチが見られますが、成長につれて赤みが増すと共に模様が薄くなります。
成長後の色合いは個体差がありますが、美しいものだと全身が深い赤に染まることも。
こういう場合は特におすすめできるモルフです。
ゴースト
https://twitter.com/KenReprep/status/1227575178890108928
ノーマルから黒色が減退し、さらに赤色が抜けたモルフがゴーストです。全体の体色は先ほど紹介したアネリと類似していますが、こちらは全体的に色が薄いという特徴があります。
渋い色合いが特徴的です。
ブリザード
コーンスネークのブリザード入荷です!
顔も綺麗だし黄ばみもほとんどない綺麗な個体です(^O^) pic.twitter.com/qjBVRp8n3T
— トロピカル・ジェム (@TropicalGEMGEM) July 23, 2019
ブリザードは、コーンスネークの黒色色素が欠乏したモルフの一つです。ほとんど真っ白に近い体色とルビーのような赤い瞳が特徴的です。
同じ白系のモルフだとスノーという種類が存在します。スノーの場合は成長してもうっすら幼蛇の頃の模様が残ることが多いです。こちらはこちらで白地にうっすら残るブロッチが美しい種です。
ブリザードは、スノーと比較すると成長につれてパターンはほぼ消失します。幼蛇の頃からほとんど全身真っ白という個体も多いです。
ブリザードの体色は個体によっていくらか差があります。愛らしい薄い桃色から美しい純白までバリエーションがあるので、こちらも好みの個体を選ぶ楽しみがあります。
白蛇を飼育したいという方に、ブリザードは正にぴったりのモルフです。
コーンスネーク飼育の環境作りにはいくらかかるのか
初めてのコーンスネークを飼育するにあたり、生体以外にいくらお金がかかるのかは非常に気になるところですね。環境作りにはどの程度お金がかかるのでしょうか。
結論からいうと、爬虫類用ケージとパネルヒーターをメインにした環境であれば、2万円程度見ておけば足りるでしょう。暖かい季節であればこれで飼育可能です。
ただ、冬場のエアコン加温なしの部屋で飼育するのであれば、パネルヒーターだけでは力不足なこともあります。その場合は暖突や保温球などの追加が必要です。
飼育環境に必要な道具は以下の記事でも解説しています。
コーンスネークはどこで迎えればいい?
コーンスネークを飼育したい場合、生体はどこで購入するのが良いのでしょうか。
コーンスネークは人気の品種のため、メジャーモルフであればホームセンターでも見かけることもあります。しかし、最初の一匹の購入の際は爬虫類専門店か爬虫類イベントでのお迎えをおすすめします。
好みのモルフが見つかる確率が高いですし、お店の方に飼育方法や道具選びなども相談できるからです。
特にイベントは、爬虫類のブリーダーが生体を持ち寄る貴重な機会。自慢の生体をイベント特価で販売していることもあるのでおすすめです。
初心者なのに一人でイベントはちょっと怖い
そんな方は、以下の記事も参考にしてください。爬虫類イベントに参加する際の準備や注意点を紹介しています。
まとめ
コーンスネークは数多くの品種(モルフ)が作出されており、好みの個体を選ぶのが非常に楽しいヘビです。最初の一匹は特に思い入れが深くなるため、ある程度の予算を確保し、個体選びの選択肢を広くすることをおすすめします。
コーンスネークの飼い方については、以下の記事も参考にしてください。