カメレオンの飼育と聞くとどんなイメージがありますか?
犬や猫のように一般的なペットではないので、知られていないことが多いです。
「難しそう」
「飼育にかかる費用が高いのでは?」
というような疑問を持っている人が多いのではないでしょうか。
たしかに、気を使わないといけないことが他の爬虫類に比べても多いです。
「他の爬虫類に慣れてからにしようかな・・・」
という声を聞きますが、、
もったいないです!他の爬虫類でエボシカメレオンの飼育に慣れるかどうかはわかりません。
ここで詳しくなって、好きな種類のペットを一生懸命育ててあげてほしい・・・!
そんな思いで書きました。大丈夫です!ポイントを押さえれば、初心者でも元気に飼育が可能ですよ!
それでは参りましょう!
エボシカメレオンに詳しくなろう
環境
エボシカメレオンはサウジアラビアの南側・イエメンの高地に生息するカメレオンですが、イエメンの気温は
夏の日中は約30度・夜20度
冬の日中は約20度・夜は10度になります。
お昼は暖かく、夜の温度は低くなる場所に生息しているのですね。
特徴
カメレオンといえば体を色を変化させることで知られていますが、一つ知られていないことがあります。
それは、体の色は環境に合わせるより、体調や気分で色を変えることが多い。ということです。
嬉しい、楽しい、悲しい、怒っているなど、カメレオンならおおよそ感情がつかめます。
オスの全長は65cm,メスは最大で45cmにもなります。
かなり大型になるので、飼育をする場合は予め考慮に入れておいたほうがいいかもしれません。
大きいケージが後々必要になります。
オスは縄張り意識が強く、成長するに連れてその傾向が強くなります。
近づくと、シャーッと怒ることがありますが、生きるための行動です。優しく見守ってあげましょう。
ちなみにエボシカメレオンのエボシは、奈良時代から江戸時代までかぶられていたオシャレ帽子、烏帽子のことです。
エサ・食料
エボシカメレオンはカメレオンの中でも珍しく植物や果実を食べることで知られています。
エボシカメレオンの生息地は降雨量が少ないために、水分を摂取しようとして適応したのだと考えられています。
主食はご存知の通り、昆虫です。初心者の方は昆虫が扱えるかよく考えてくださいね。
乾燥させたコオロギも売られていますが、生きているエサしか食べない場合が多いです。
価格
気になるエボシカメレオンの価格についてですが、
ベビーが8,000〜15,000円前後、アダルトで20,000〜40,000円で販売されています。
エボシカメレオンの体色がキレイなエメラルドグリーン色をしていたりすると、値段が高い場合があります。
寿命
エボシカメレオンの平均寿命は約5年です。(参考 wiki-エボシカメレオン)
サイズと名称
最後に、大きさと名称を参考までに記述しておきます。
幼体 5cm程度
若個体 6~12cm程度
亜成体~成体 15cm以上
ではエボシカメレオンに詳しくなったところで、飼育方法の説明をします。
エボシカメレオンの飼育方法
ケージについて
エボシカメレオンの生息場所はイエメンの高地と説明をしましたが、高地の森林は風通しがとても良くて気持ちいいですよね。
エボシカメレオンも風通しの良い場所が好きで、空気の澱んだ環境や蒸れた状態を嫌うため、ケージは通気性の高いものを選ぶ必要があります。
通気性の高いケージ?!
そうです。爬虫類の一般的なケージは成体のカメレオンには使えないのです。
でも大丈夫です。通気性最強のおすすめケージが存在します。
それは、鳥かごです!
鳥かごだと網目を掴んで全方向に移動できるので、カメレオンのストレス軽減も期待できますね。
専用ケージももちろんあります。専用ケージには一点だけ「網が黒色なので生体が見辛い」という欠点があります。
具体的な専用ケージ、鳥かごは下部に貼っておきますので参考にしてみてください。
指先くらいの大きさの幼体〜若個体のうちはプラケースで大丈夫ですが、
体の大きさに合わせて大きめの、高さのあるケージを選んでいきたいですね。
ケージ内には、止まり木や枝を必ず入れておく必要があります。
しっかりと固定された止まり木を入れておくと、エボシカメレオンは安心して寝ることができます。
さらに注意点として、できる限りケージは目線より高い場所に置く、ということを挙げておきます。
カメレオンは見下されることが苦手。カメレオンの天敵となる鳥は上からやってくるためです。
だから上から見られると、敵が来たと思ってストレスに感じてしまうことがあるのですね。
エサの与え方
生きている昆虫を給餌する必要があるので、コオロギやデュビアがメインになります。
カルシウム不足にならないように、エサにはカルシウムパウダーを振りかけてあげてください。
幼体の場合は毎日、それ以外の場合は2日に1回くらいの間隔がちょうどいいです。
エボシカメレオン与えられるエサとしては、コオロギ(イエコ・フタホシ)とデュビア以外に、
ミルワーム・ジャイアントミルワーム・シルクワーム・ハニーワームなどの昆虫、ピンクマウス
小松菜、チンゲンサイ、ミニトマト、キャベツ、カイワレやバナナ、イチゴ、りんごなどの果実があります。
飲み水について
カメレオンは、きらめいて動いている水にしか反応しないという特徴を持っています。
もしかすると、水をちゃんと飲ませれるか心配になってしまう方もいるかも知れません。
でも大丈夫です。方法はいくつかあるので安心をしてくださいね。
方法① 直接飲んでもらう
私は丸型洗浄瓶を利用して、ポタポタと垂らしています。丸型洗浄瓶はとても便利なので直接派の方はぜひ使ってみてください。
「でも、どうやって飲んでもらってるの!?」
うちのエボシカメレオンの場合ですが、口元に水滴を落とすとペロペロしだします。
そのまましばらく水滴を落としていると、頭を上げてゴックンしているような仕草をします。その繰り返しで水を与えています。
この方法は、手間がかかってしまいますが、一番安心できる方法です。
というのも、方法②と方法③は飲んだか飲んでないか分かりづらいためです。
方法② ドリップ式給水タンクでポタポタ流す
ドリップ式の給水タンクで、ポタポタと一定の速さで水滴を落とす方法です。
水滴をケージ内の葉っぱの上に落とし、その水滴が地面に置いた容器に入るようにする。というような水の流れを作っている方が多いです。
つまり、水をきらめかせるポイントを多く作成してエボシカメレオンに気づいてもらう。というところがポイントのようです。
ドリップ式の給水タンクは下部に貼っておきます。
方法③ エアレーション式で水を動かす
地面に置いたお皿や容器に、エアーポンプを使ってブクブクとさせる方法です。
エアレーション式には生体が慣れるまで時間がかかります。はじめはうまく誘導をしてあげてみてください。
エアレーション式で飲まない場合もあるので、状況に応じて他の方法も検討してみる必要はあります。
すこし休憩・・・
紫外線ランプについて
エボシカメレオンの骨を強くするために、紫外線ランプが必要です。
必要な紫外線ランプは爬虫類用のフルスペクトルライトを使用すれば問題ないです。
カメレオンは目が非常に弱いので、
・ライトをケージに近づけすぎない
・光が直接当たりすぎないように、植物などで隠れることのできる場所を作る
ということを守る必要があります。
保温球について
紫外線は骨のために必要ですが、温まるために保温球も必要です。
季節や地域によって温度に差があるため一概には言えないですが、小さめのワット数を選ぶ傾向にあります。
設備リストに乗せているので、参考にしてみてください。
ワット数に心配がある方は、近くのペットショップの方に尋ねるのが一番良いと思います。
やけどしないようにケージに近づけすぎない、ホットスポットの当たらない隠れる場所を作るという点に気をつけてください。
カメレオンは体色で温度を判断することができるので注意深く観察してみてください。
体色が薄いときは暑い、体色が濃い場合は寒い(光を集めようとする)
というアピールをしている場合があります。
その他注意点
- 湿度をあげるため、朝は霧吹きで散水すると良い
- 大きくなるにしたがってフンも大きくなる
- 観葉植物を入れると食べられているときがある
実際に動いている動画をみたい方は、動画がまとまっているこちらを参考にしてみてください。
まとめ
- ケージは通気性の良いものを選ぶ
- 上から見られることが大嫌い
- エサは昆虫がメインで、野菜や果物も食べる。エサにはカルシウムパウダーを
- 飲み水に苦戦する可能性あり
- 設備は紫外線・保温球が必要
- 体の色を要チェック
終わりに
いかがでしたでしょうか。確かに注意点は多いですが、ポイントを抑えることができれば、健康に飼育をすることができます。
情報を集めて、愛情を注いで、エボシカメレオンの飼育に挑戦してみてください!
設備リスト
[itemlink post_id=”1907″]
[itemlink post_id=”1908″]
[itemlink post_id=”1909″]
[itemlink post_id=”1910″]
[itemlink post_id=”1912″]
[itemlink post_id=”1913″]
[itemlink post_id=”1914″]
[itemlink post_id=”1915″]
[itemlink post_id=”1916″]
[itemlink post_id=”1917″]
[itemlink post_id=”1918″]
今人気の記事はこちら
https://repiew.net/knowledge/event/reptile-events-2020/