暖かくなってくると、家の壁などにヤモリが張り付いていたりしますよね。
家の中でよく見かけるニホンヤモリは漢字で家守と表記され、
シロアリなどの害虫や小さな虫を食べて家を守ってくれるありがたい存在なのです。
愛くるしい見た目から、ペットとして飼育したいと考える人も少なくないはず。
この記事ではヤモリの飼育方法や寿命、必要な設備、注意点など詳しく説明していきます!
価格相場
ニホンヤモリはペットショップでの取り扱いは非常に少ないですが、
取り扱っている場合の相場はおおよそ1000円~2000円です。
寿命
ニホンヤモリの寿命は5年~10年だといわれ、中には10年以上も生きる個体も存在します。
飼育する場合、10年以上の付き合いになることを把握しておきましょう。
ヤモリの餌
基本は昆虫食
ヤモリの主食は小さい昆虫です。
ペットショップなどで販売されている
- S・Mサイズのコオロギ
- ハニーワーム
- ミルワーム
- Sサイズのデュビア
などを与えましょう。
与える昆虫の大きさはヤモリの顔の半分くらいのサイズがベストです。
あまり大きすぎると食べられません。
健康的に育てるために、餌にはカルシウム・ビタミン剤などのサプリメントを添加する必要があります。
専用の粉状のサプリメントが販売されていますので、こちらを参考にしてみてください。
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ミルワームは小さなお皿に入れると逃げなくなるので便利です。
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コオロギの場合は、生きているコオロギを数匹ケージ内に入れれば食べてくれます。
コオロギを与えてもヤモリが上手に食べられないようであれば、コオロギの後ろ足を取った後にケージ内に入れてください。
コオロギが生体を噛んでしまう恐れがあるため、食べ残しのコオロギは必ず取り除くと良いです。
人工餌も候補に
どうしても虫がダメだという方は、人工飼料・人工餌に挑戦してみてください。
ニホンヤモリに与える時は、ピンセットで切って細かくすると食べやすいです。
人工餌を食べない生体もいるので、過信はできませんが試してみる価値はあるでしょう。
揃えておきたい設備
ケース
ヤモリは天井や壁も登れるため、蓋がついている高さのあるものを選んでください。
1匹なら高さのある爬虫類用ケージがオススメです。
爬虫類用ケージは上ではなく、前面が開くタイプなので餌やりや掃除がしやすいです。
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餌やりや掃除の時に脱走しないよう最新の注意を払ってください。
昆虫を飼育するプラケースなら1000円前後で購入することも可能です。
水飲み場
水を与える場合は水飲み場を設置するか、ケージの壁を霧吹きで濡らしておけば壁についてる水を舐めて水分補給をします。
乾燥を防ぐためにも、定期的に霧吹きで壁を濡らすことをおすすめします。
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隠れ家
ヤモリは日中、雨戸の戸袋など薄暗い場所に隠れて生活をしています。
狭くて隠れることのできる場所がないとストレスになってしまいますので、隠れ家となる流木や岩・タッパなどを設置しておきます。
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パネルヒーター
冬期はパネルヒーターで、ケージの底面の半分ほどを温まっている状態にしておきましょう。
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床材
床材にキッチンペーパーを床に敷くと掃除が楽にできてオススメです。
爬虫類の床材については下記の記事を参考にしてみてください。
ニホンヤモリの冬眠
ニホンヤモリは気温が下がってくると冬眠をして餌を食べなくなります。
期間はおおよそ3,4ヶ月程度。
その間あまり動かなく食べなくなるので心配かもしれません。
気温が暖かくなると食欲もでて、動きが活発になるため餌を食べなくても数カ月は問題ないです。
しかし、冬眠をさせると、そのまま亡くなってしまう可能性もあります。
可能であるならば、冬眠をさせないようにパネルヒーターで温度を上げておくことも考えておきましょう。
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飼育する際の注意点
ヤモリはくる病にかかりやすい
注意すべき点としては、ヤモリはくる病にかかりやすいことです。
くる病とはカルシウムが不足して骨が変形してしまう病気で、小さいヤモリほどくる病にかかりやすい傾向にあります。
野生のヤモリはさまざまな種類の虫を食べてカルシウムを補給できますが
飼育されているヤモリは食生活が偏りやすくなるため、カルシウムのサプリメントを使って栄養を補います。
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くる病を発症してしまうと食欲不振になり動きが鈍くなります。
壁や天井に登ることが出来なくなったり、症状が悪化すると顎が外れてしまうこともあり大変危険です。
万一くる病にかかってしまったとき・かかってしまったかなと思ったときは、すぐに病院に連れていきましょう。
ヤモリの脱皮について
栄養失調や脱皮中のトラブルなどにより脱皮不全を起こすこともあります。
脱皮不全になると体の表面に皮が残ってしまい、それが原因で指先や尻尾が腐ってしまうこともあるため注意が必要です。
霧吹きなどでこまめに湿度を上げて対策をしてください。
臆病で繊細
ヤモリは非常に繊細で臆病です。
ペットとして飼育するようになっても、最初のうちは餌を食べてくれないこともよくあります。
怖がらせたり、驚かせることは止めて焦らずじっくりと育てていくことが大切です。
終わりに
餌の購入や冬期の保温、病気対策など大変な事も多いですが、
ニホンヤモリを飼育することで愛くるしい姿や
普段なかなか見られない貴重な姿を見せてくれます。
必要な設備をしっかり整え、ヤモリが暮らしやすい生活環境を整えてあげたいですね。
ニホンヤモリをペットとして迎え入れる場合、10年以上の長い付き合いになることを想定して準備をしてください。
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https://repiew.net/knowledge/event/reptile-events-2020/