爬虫類飼育者の皆さん、サーモスタットは利用されていますか?
使うと便利なのは分かっているけれど、やや高価格なこともあってついつい後回しに…という方もいらっしゃるかもしれませんね。
まだ初心者の方であれば、
「何に使うものなのかよく分からない」
「別にいらないんじゃない?」
なんて方もいるかもしれません。
そこで、今回はサーモスタットの便利さを布教すべく、使い方の詳細とメリットをご紹介します。
サーモスタットを使ったことがない方、使用を検討されている方は是非チェックしてみてください!
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サーモスタットとは
そもそもサーモスタットって何?という方に向けて、簡単にその仕組みとメリットをご説明します。
サーモスタットの仕組み
サーモスタットはあらかじめ時間や温度をセットしておくことで、接続した保温器具のON/OFFを自動で切り替えることができる補助器具です。
例えば、基準温度を30度にして暖突と接続した場合、センサーがケージ内の気温を感知し、30度を超えそうになると自動的に保温器具のスイッチをOFFにしてくれます。
サーモスタットの特徴
サーモスタットの便利な点は、ケージ内の温度を一定以上上昇させないよう制御ができるという点。
温度の調節ができないタイプの保温器具は、付けっ放しにすると温度が上がりすぎ、生体が熱中症になってしまうリスクがあります。
いわばサーモスタットは、温度の急上昇から生体を守るための安全装置なのです。
サーモスタットの種類と使用方法
爬虫類を飼育ために是非導入していきたいサーモスタット。
ここからは、具体的なサーモスタットの種類と使い方について、それぞれ詳細を解説します。
種類
サーモスタットは、現在大きく分けて以下の二種類が存在します。
- 温度のみ調整できるタイプ
- 照明と保温器具の併用が可能なタイマー付きタイプ
それぞれ用途や使用方法が異なりますので、一緒に確認してみましょう。
[イージーグローサーモ] 温度のみ調整タイプ
機能はいたってシンプルで、付属のセンサーが探知した気温が、
- 設定温度を超えたら電源OFF
- 逆に温度が下がってきたら電源ON
これを飼い主に代わって自動制御してくれます。
次に紹介するタイマー付きタイプと比較すると低価格なところが魅力。
とりあえず温度の調整だけできればOKな方はこちらがおすすめです。
暖突一台、保温球一個程度の制御ならこのタイプで十分役目を果たしてくれます。
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[タイマーサーモ] 照明併用・タイマー付きタイプ
温度調節の機能とタイマーの設定が可能な高性能タイプ。
保温器具のほかにバスキングランプや照明などを一緒に繋ぐことが可能です。
ランプはタイマーの設定時間によって制御され、点灯中・消灯中の基準温度を変更できます。
このタイプの便利なところは、昼と夜で異なる温度設定が可能なこと。
フトアゴヒゲトカゲなど、昼と夜で温度変化をつけて飼育する動物の飼育にはこちらを選びましょう。
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サーモスタットの併用がおすすめな保温器具
保温器具に対してサーモスタットを使用するかどうかの判断基準の一つが、広範囲における空間保温用器具かどうかということ。
パネルヒーターのように、一部分のみに作用するようなものであれば、生体は体温が上がると涼しいところへ自分で移動できるので特に必要はないでしょう。
逆に、暖突や保温球などケージ全体を温めるための器具は、サーモスタットの使用をおすすめしたいです。
特に夏場などは温度が上がりすぎる危険性があるので、サーモスタットを使用しないと手動でマメにON/OFFの切り替えをおこなわなければなりません。
外出や外泊時など、不在にしている間の事故防止にも繋がりますのでぜひ導入を検討してみてください。
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サーモスタット使用時の注意点
使用場所に関する注意点
サーモスタットは、ケージ内の温度をセンサーで探知して、電源のON/OFFで設定温度に近づけようとする機能を持っています。
そのためセンサーの設置場所によっては、思うように温度が上がらない場合や、温度が上がりすぎるといった現象が発生します。
具体的には、以下のような箇所には設置しないで下さい。
- 保温器具の直下
- バスキングランプのそば
また、サーモスタットのセンサーが汚れると、正常に温度を探知できなくなる可能性があります。
土や砂系の床材を採用していたり、運動量が多くケージを汚す個体に使用したりする場合は注意が必要です。
保温器具自体に温度設定が付いている器具への使用は控える
ダイヤル式のパネルヒーターなどは、サーモスタットと併用すると思うように温度が上がらない可能性があります。
単体で温度設定が可能ですので、サーモスタットと繋いでの使用は控えた方が良いでしょう。
使用できる最大容量に関する注意点
サーモスタットには最大容量(W)の制限があり、それを超えないよいに注意しないといけません。
- イージーグローサーモは300Wまで
- タイマーサーモは保温器具・照明器具それぞれ300Wまで
となっています。最大容量を超える器具を接続しないように気をつけましょう。
まとめ
以上、サーモスタットの種類と使用方法を解説しました。
必ずしも使用しないと飼育できないわけではありませんが、生体にとっての快適な温度を機械が制御してくれるのは非常に気が楽です。
手動での温度調整は非効率ですし、うっかり事故を起こしてしまうのは避けたいところですよね。
少々値が張るのは事実ですが、大切な生体のための保険料だと思えば高い買い物ではないでしょう。
是非一度検討してみてください。
